HP(ヒューレットパッカード)のタブレットPC、Pavilion TX2000が起動しなくなりました。 電源ボタンを押すと、スイッチ類のランプが点いてDVDドライブがカッカッとなりその状態 から先に進まなくなりました。 買ってから1年半で故障するとはなんと運のないことか・・・。 HPにもソニータイマーならぬHPタイマーが存在するのか!? 嘆いても仕方がないので、修理に出すといくら位になるのか、同じような症状で 修理をした人がいないかネットで検索してみました。 検索して分かったのはマザーボードの故障らしく、ボード自体の交換で修理費が 4~6万円はかかるという事。 これじゃ中古で同じものが買えるではないか! 修理に出すべきか悩みつつさらに検索を続けていたところ、とても気になる 掲示板の書き込みを発見。 PCの排熱口にヘアードライヤーを吹き付けて熱で直したとのこと。 そんな馬鹿な・・と思いつつさらに掲示板を読み進むと、あながち冗談でもなさそう。 グラフィックチップの足の半田が熱によりクラックを起こして起動しなくなるのが 原因らしい。ドライヤーの熱が放熱板を通ってグラフィックチップに伝わって 半田のクラックが直るのではないかとの書き込みがあった。 これは行けるかもしれない!との予感が走った。 さらに検索を続けこの方法なら本当に直せるかもという動画を見つけた。 それがコレ。 早速、会社から500Wの投光器をもって帰ってきて修理開始! まずすべてをばらばらにしてマザーボードを取り出す。 そしてグラフィックチップ以外に熱を加えないようにダンボールで保護板を作成。 グラフィックチップの真後ろが見えるように穴を開け、アルミホイルをかぶせ アルミホイルにも穴を開けます。 グラフィックチップの裏側に位置を合わせて 投光器の光を照射!! 動画の音声をよく聞くと1500Wのランプを2分と言っているように聞こえたが、 500Wのランプしかなかったので、5分間あててみた。 動画では1ペニー?硬貨をチップに乗せていましたが、僕はアルミホイルをチップの ダイの大きさに折りたたんでシリコングリースでくっつけて放熱盤を乗せました。 折りたたんだアルミホイルがずれるとショートするので特に慎重に放熱ユニットを 取り付けます。 本当に起動するのか?半信半疑になりながら、駄目ならもっと長く熱を加えてみようなどと...
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